本来なら、湾岸千葉出口から出る車と千葉西警察署入口方面から若葉交差点を通過する車との動線を分離すべく、若葉交差点と中瀬交差点とを立体交差する3種道路があればよいのだが、実際に採用されたのは、検見川・真砂スマートインターチェンジ設置によって通過交通を高速道路に誘導することだった。それによって、従来湾岸習志野から高速に入る車をいち早く高速に乗せることで湾岸千葉出口と湾岸習志野入口の間の交通量を減らそうという意図である。
千葉西警察署入口方面から若葉交差点でUターンして湾岸千葉インターチェンジから成田方面に向かう車もいるが、数はさほど多くない。3種道路のスペースがあるなら、若葉交差点の手前にUターン路を設置するとすぐに湾岸千葉インターチェンジ入口に行くことができるし、若葉交差点の右折レーンの混雑も緩和されるし、同様に湾岸千葉出口から若葉交差点で右折することなしに千葉西警察署入口方面に抜けることができる。同様のUターン路は国道357号と国道14号の合流地点のすぐ先にもあり、国道14号東行から国道357号西行に向かったり、国道357号東行から国道14号西行に向かったりできる。ただしこのUターン路は検見川・真砂スマートICに支障することから廃止する方向で警察と調整中とのこと。
中瀬交差点や若葉交差点に3種道路を設置してもどのみち船橋市内の若松交差点から日の出交差点にかけて渋滞するので、船橋市内の道路改良の目処がつかないかぎり、千葉市内の国道の流れを良くしても本質的な渋滞対策にならないのだろう。