土曜日, 1月 20, 2007

カルフールにSuica導入か

カルフールのレジに、電子マネーの読み取り機のようなものが取り付けられていて、準備中という紙が貼ってある。電子マネーといえばEdyかSuicaくらいなので、調べてみると、イオングループの店でSuicaを使えるようにするらしい。

スーパーならクレジットカードを使えるので、今更電子マネーを使えてもあまり得をした気分にならないが、少額の買い物のときには便利かもしれない。Suicaにクレジットカードでチャージすれば(今のところViewカードでしかできないようだが)、少額の買い物でも堂々とクレジットカードを使えることになる。

店にとってのメリットはどうかといえば、従来現金で支払っていた客の購買行動がICカードのシリアルナンバーによってひもづけられ、マーケティングデータの分析をしやすくなるというのが最大のメリットのように思える。そうでなければ、わざわざ費用をかけて読み取り機を設置したりソフトウェアを改変したりしてまでクレジットカードよりも手数料の高い電子マネーを導入する意味がない。

とはいえ、JRの駅の近くにあるので、Suicaを使えれば少額の買い物をしやすくなることは間違いない。

水曜日, 1月 03, 2007

ちばシティバスの新車

最近、成田空港行きリムジンバスを運行している千葉シティバスの新車が目につく。京成の高速バスの標準塗色ではなく、京成の夜行バスの新車にあるような派手な塗色なので余計に目立つ。少し調べてみたら2006年8月には既に走っていたようだが、なにぶん元が古かっただけに新車というのは印象に残る。

千葉と成田空港とを結ぶリムジンバスは、従来は京成バスと成田空港交通とが半分づつ担当しており、成田空港交通の車両は京成のお古である。数年前にちばシティバスが1日1往復だけ担当するようになったが、これは成田空港交通のバスよりもさらに古いお下がりで、この便に当たると損をした気分だった。それがいきなり新車になったので、あまり損をした気分にはならない。

ちなみにこの路線は三社とも三菱車のトイレつきに統一されている。所要時間が1時間程度の路線だし、渋滞による影響も受けないし、トイレは手入れが面倒で、特にちばシティバスみたいな零細企業には負担が大きいので、それだけ見ればトイレは不要なような気もするのだが、空港で大きな荷物を持っているとなかなかトイレに行くチャンスがないので、バスにトイレがついていると意外と重宝する。空港に到着したら、バゲッジクレームで荷物をピックアップする前にトイレに寄っておいた方がよい。羽田線のバスにトイレがついていないのは、国内線なら荷物がさほど多くないからだろう。

スケジュールを調べてみたら、1台で千葉中央駅と成田空港との間を1日に4往復する運用のようである。成田空港を夜遅くに出発する便があるが、それに対応する下り便が時刻表では見あたらないので、おそらく回送しているのだろう。どうせ夜遅い時間に成田空港行きを設定しても乗客がいないので、たしかにそれなら幕張を経由せずに千葉から直接回送する方が効率的である。ちなみに成田空港交通は3台のバスが1日に3往復する運用で、うち成田発の2便は回送扱いのようである。

いつの間にか京成が担当していた便の約半数がちばシティバスに移管されており、ちばシティバスにもう1台新車が入ったら京成の便がすべてちばシティバスに置き換えられるのではないだろうか。

現在京成が担当している便の運用は、千葉と成田空港との単純往復ではなさそうな感じである。成田発着の京成のリムジンバスはすべて千葉営業所で担当しており、他の路線の運用と一体になっているのではないだろうか。幸い、千葉と成田との間のバスは渋滞による影響をほとんど受けないので、千葉営業所から成田への出入庫運用を組みやすい。そもそも成田空港発着のリムジンバスだったら最初から成田空港交通が担当すればよさそうな気がするし、車両や乗務員が足りなければ京成バスから成田空港交通に移管すれば良さそうな気がするのだが、そうしないところをみると、ある程度は京成で持った方が運用が効率的なのかもしれない。

海浜幕張駅前に9階建てビル

海浜幕張駅前の、シネプレックスとホテルスプリングとの間の駐車場(現在はガーデンウォークの駐車場として使われている)が、9階建てのビルになるようである。2007年1月15日着工で、工期は約1年。用途は「店舗」と書いてあったので、テナントビルだろう。さすがにいまどきデパートというのはありえない。もしくはヨドバシカメラみたいな店が出店してくれると便利なのだが、いくら週末の幕張が観光地化しているとはいっても、さすがにそこまでの集客力はなさそうである。

床面積はさほど大きくなくて、9階建てでもプレナと同じくらいの総床面積になりそうである。それにしても、プレナですら撤退している店が続出してあまり繁盛しているようには見えないのに、さらにテナントビルを建てて大丈夫なのだろうか。しかもプレナよりも立地条件は悪い。1階はともかくとして上の階は集客で苦労しそうである。よほど集客力の大きい店舗が入らないと苦しいだろう。

幕張にはデパ地下的な空間がないので、あれば昼食時も含めてそこそこ利用されそうな感じがする。最上階は飲食店だろうか。上の方の階に本屋とかレンタルビデオ屋とかがあって、下の方の階に洋服屋があるといった辺りが典型的だが、実際にはどうなるのだろうか。

アマゾン市川DC

京葉線の市川塩浜駅の近くにアマゾンと日通のロゴのついた巨大な倉庫があるが、そこがアマゾンの配送拠点である。建物は日通が所有しているようである。幕張から近いので、アマゾンに注文して、ここから発送されたのが確認されると、翌朝には日通のペリカン便で届く。ただし、注文された商品を棚からピックアップして梱包するのは人力での作業なので、その部分で少し時間がかかるだろう。

ちなみに幕張近辺の日通のペリカン便の営業所は千葉中央支店美浜ペリカンセンターという所で、かつての千葉貨物ターミナル駅(今では再開発でモールになっている)の向かいにある。これは、日通が国鉄の貨物輸送の末端での配送業務(社名の通り、通運というらしい)を担っていた名残である。アマゾン市川DCからはトラックで30分くらいの距離だし、中継拠点が1カ所だけなので、早く届く。