金曜日, 10月 22, 2010

羽田空港国際線ターミナル開業に伴なう空港バス時刻変更

2010年10月21日に羽田空港の国際線ターミナルが開業したことに伴い、幕張と羽田空港とを結ぶバスの時刻が変更された。

以下、京浜急行バスの時刻表へのリンクである。
羽田空港行き
幕張方面行き

まず、当然のことながら国際線ターミナルで乗降できるようになった。羽田行きのバスは第二ターミナル、第一ターミナルを経て国際線ターミナルに到着する。羽田空港発のバスは、国際線ターミナルを出発して第二ターミナルと第一ターミナルの順に経由する。運賃は国際線ターミナルも国内線ターミナルも同額である。

次に、国際線就航に合わせて、早朝深夜の便が増発された。そのため、羽田発朝6時台の国内線も利用できるようになった。深夜便が開設されたので、羽田着23時くらいの便で到着してもバスで帰れるようになった。国際線ターミナル到着の最終便は23時4分に到着するので、深夜1時発の便も利用できる。逆に、国際線ターミナル発の始発便は、5時10分発なので、早朝4時着の便も利用できる。これなら、深夜着の便でも早朝発の便でも利用できる。

メッセ中央バス停と幸町第三バス停も利用できるようになった。従来、アパホテルのみに停車していた急行便のうち、ホテルの乗客の利用が少なく、幕張メッセの利用客が想定される時間帯には、アパホテルを通過し、代わりにメッセ中央に停車する。幸町第三に停車するのは、幕張のホテル街を経由する便のみである。

国際線対応の時刻変更だが、国内線の乗客にとっての利便性も向上している。

土曜日, 10月 02, 2010

平和交通の早朝特急バスに乗ってみた

平和交通が早朝に東京駅八重洲口行きのバスを運行している。城西国際大学のスクールバスの出庫運用で、平和交通の本社を出発して、周辺の住宅地を経由して、パティオス入口のバス停を経由してから東京駅に直行する。パティオス入口発5時53分で東京駅八重洲口到着は6時半である。この時間帯はまだ道路が空いているので、ほぼ定時で運行できる。パティオス入口からの運賃は1000円だが、SuicaやPasmoで支払うと900円である。なお、スクールバスの運行は平日のみなので、間合い運用の東京駅行きのバスも平日のみの運行である。そもそも週末の5時台の電車なら座れるのでわざわざ運賃の高いバスに乗る意味が無い。

平日の朝7時の新幹線に乗る用事が発生したので、利用してみた。満席であることを懸念していたが、幸い空席が残っていた。運賃が高いのと、時間が早いからだろう。6時半到着なので通勤には適さず、早朝の出張向けである。

パティオス入口を出るとメッセ大通りに出て、羽田行きのバスが高速に入るのと同じルートで湾岸習志野インターから入る。あとは辰巳ジャンクションを経由して呉服橋ランプで出て、そのまま外堀通りを南下して、八重洲通り上にある銚子行き高速バスのバス停に到着する。目の前の横断歩道を渡れば八重洲中央口である。

音がうるさいし、所要時間が短いので眠るには適さないが、圧倒的に楽である。座れるだけでなく、あまり周りに気兼ねしなくてよいのが精神衛生上よろしい。この時間帯の電車は座れそうで座れないので、特に大きな荷物を持っているときにはつらい。バスなら座ってしまえば荷物の心配がいらない。少々の遅れを見越しても、6時56分発の新幹線には余裕を持って乗ることができる。羽田から飛行機に乗る場合にはバスを利用するので座れるが、平日の朝に新幹線を利用するときにもバスで座ることができるので、新幹線を利用しやすくなる。

海浜幕張から東京駅まで、快速電車の所要時間が29分なので、バスで37分というのは速いが、海浜幕張から東京駅までノンストップの特急の所要時間が23分なので、それに比べればあまり無理のないスケジュールといえる。バスはパティオス入口から乗れるので、駅まで歩く時間を節約できることを考えれば、ドアトゥードアの所要時間は特急に乗るときとほぼ同じである。