平和交通が早朝に東京駅八重洲口行きのバスを運行している。城西国際大学のスクールバスの出庫運用で、平和交通の本社を出発して、周辺の住宅地を経由して、パティオス入口のバス停を経由してから東京駅に直行する。パティオス入口発5時53分で東京駅八重洲口到着は6時半である。この時間帯はまだ道路が空いているので、ほぼ定時で運行できる。パティオス入口からの運賃は1000円だが、SuicaやPasmoで支払うと900円である。なお、スクールバスの運行は平日のみなので、間合い運用の東京駅行きのバスも平日のみの運行である。そもそも週末の5時台の電車なら座れるのでわざわざ運賃の高いバスに乗る意味が無い。
平日の朝7時の新幹線に乗る用事が発生したので、利用してみた。満席であることを懸念していたが、幸い空席が残っていた。運賃が高いのと、時間が早いからだろう。6時半到着なので通勤には適さず、早朝の出張向けである。
パティオス入口を出るとメッセ大通りに出て、羽田行きのバスが高速に入るのと同じルートで湾岸習志野インターから入る。あとは辰巳ジャンクションを経由して呉服橋ランプで出て、そのまま外堀通りを南下して、八重洲通り上にある銚子行き高速バスのバス停に到着する。目の前の横断歩道を渡れば八重洲中央口である。
音がうるさいし、所要時間が短いので眠るには適さないが、圧倒的に楽である。座れるだけでなく、あまり周りに気兼ねしなくてよいのが精神衛生上よろしい。この時間帯の電車は座れそうで座れないので、特に大きな荷物を持っているときにはつらい。バスなら座ってしまえば荷物の心配がいらない。少々の遅れを見越しても、6時56分発の新幹線には余裕を持って乗ることができる。羽田から飛行機に乗る場合にはバスを利用するので座れるが、平日の朝に新幹線を利用するときにもバスで座ることができるので、新幹線を利用しやすくなる。
海浜幕張から東京駅まで、快速電車の所要時間が29分なので、バスで37分というのは速いが、海浜幕張から東京駅までノンストップの特急の所要時間が23分なので、それに比べればあまり無理のないスケジュールといえる。バスはパティオス入口から乗れるので、駅まで歩く時間を節約できることを考えれば、ドアトゥードアの所要時間は特急に乗るときとほぼ同じである。
土曜日, 10月 02, 2010
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