パティオス14番街にタイムズカープラスのステーションが開業した。車種はハスラー、セレナ、アクア、ノートである。その名の通り、パティオス14番街の駐車場の一部を使用している。パティオス14番街はURの建物なので、誰でも駐車場にアクセスできるが、本来はパティオス14番街住民が駐車場スペースの一部をカーシェアリングに供することで駐車場や自動車の利用効率を高めるためのものである。車を持っていてもたまにしか乗らないなら車も駐車場も無駄であり、そういう人が車を持つのをやめてカーシェアリングに切り替えれば駐車場のスペースに余裕が出る。
自分の住むマンションの駐車場にカーシェアリングのステーションがあればもちろん車へのアクセスが楽なので、パティオス14番街に限らず他の建物でも導入されれば便利だろうが、URではない民間のマンションだとそのマンションの住民でないと駐車場に出入りできないので、そこの住民専用になってしまう。その場合にはおそらくタイムズが駐車場を借りて営業する通常の形態だとタイムズにとってはリスクが大きすぎるので、管理組合がタイムズの無償で駐車場を提供するとか、管理組合が法人会員になるといった形でのリスクシェアリングが必要になってくるのではないかと想像する。しかしこちらの方が本来の意味でのカーシェアリングの形態に即している。いつ誰が使っているかわかれば、そう変な使い方はできない。
火曜日, 5月 03, 2016
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