久しぶりに近くを通りがかったらパルプラザの跡地の解体が完了して更地になっていた。雑草が生えないよう、一面にアスファルトが撒かれていた。いざ更地になってみるとかなり広々としている。サッカーコート1面分くらいの広さで、テニスコートなら16面くらい作れそうである。隣接する駐車場用地はまだ更地になっていないが、建築物は無いので更地化は容易だろう。
跡地は引き続き分譲中だが、まだ買い手が現れていないようである。商業地として最凶であることはパルプラザ15年間の暗黒の歴史が示す通りなので、よほどの妙案が無い限りこの土地を買って商売しようとする人は現れないだろう。
ビジネスホテルだったら駅前から少し離れていてもどうにかなりそうである。特に東横インのような名の通ったチェーンだったら駅から遠くなければ予約が入るだろう。ホテルの客室数は豊富だし幕張新都心の昼間人口が伸びない中でホテルを開業するのは無謀に見えるが、安いビジネスホテルの客室数は意外と少なくて、アパホテルが500室の宿泊棟を増設している程度である。ただしビジネスホテルを開業するなら駐車場込みであっても分譲されている土地の3分の1か半分くらいあれば十分そうに見える。
商業地としての使い道が無いとしたらあとは駐車場か公園くらいしか思いつかない。しかし京葉線高架下を含め駐車場の供給は潤沢であり、数百台規模の駐車場を新たに整備する必然性は乏しい。強いて言えば、三井アウトレットパークだけは週末に駐車場が不足しているので、三井不動産が買い取って三井アウトレットパークの駐車場にするのはよいかもしれない。しかしそれでも平日の稼働確保が課題である。
駐車場の中で比較的不足しているのは、バスやトラックが駐車できる大型車用の駐車場である。高架下と違って敷地にゆとりがあるので大型車を駐車するには良い場所である。ツアーバスや貸切バス用の駐車場があれば利用されるかもしれない。
三井アウトレットパークの駐車場や、駐車場つきのビジネスホテルや、さらにレンタカー会社といった、駐車場を核にした施設をいくつか集約するのがよいかもしれない。
駐車場としても採算が取れないなら、あとは消去法で公園だろうか。公園は収益を生まないので、他に収益機会が無い場合の最後の手段である。公園といっても普通の公園は隣にあるし、スポーツジムならビジネス街の中にある。となるとテニスコートやサッカーコートのようなアウトドアスポーツの施設がよいかもしれない。幕張で働いている人も夜間や休日なら利用できるだろう。
月曜日, 5月 13, 2013
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