タイムズカープラスの幕張ベイタウンステーションと幕張ベイタウン第2ステーションで増車された。幕張ベイタウンステーションではスズキソリオというプチバンが導入され、幕張ベイタウン第2ステーションではプレマシーが導入されている。
ソリオは軽自動車ではなく1.2Lエンジンを搭載した登録車である。ポルテやスペイドと同様、ミニバンと同じような造りで5ナンバーサイズに収めたプチバンで、今の日本で徐々に売れてきているクラスである。デミオよりも室内は広々しているし、室内空間の使い勝手が良いし、収納もしやすいし、かつ日本的な気遣いで痒い所に手の届く装備が至れり尽せりである。ある意味マツダ・デミオと対極にある。後席に子供を乗せて近くまで移動する際にはむしろ便利だろうし、ミニバンと異なり5ナンバーサイズなので取り回しが良い。
プレマシーはしばらく前に幕張ベイタウンステーションに導入されたのと同じである。幕張ベイタウン一帯のタイムズカープラスの利用状況を見てみると週末に長時間の利用が多く、サンデードライバーの利用が多いことが見て取れる。そういう用途ならプレマシーのような大人4人が乗れる車の方が便利だろう。今まで、遠出するときのタイムズカープラスの選択肢はパワーに余裕のあるプリウスしかなかったが、プリウスのようなハイブリッド車は高速道路で長距離乗る場合にはエンジンを回しっぱなしでしかもハイブリッド機器の重量がかさむので燃費のメリットがあまり無いし、それに普通のガソリン自動車の方が運転が素直である。
これで、幕張ベイタウン周辺で利用できるタイムズカープラスの車は、幕張ベイタウンステーションのソリオ、デミオ、プレマシー、幕張ベイタウン第2ステーションのノート2台とプレマシー、そして海浜幕張駅前第2ステーションのデミオとプリウス2台となる。計9台が利用可能で、車種のバリエーションも増えたので、だいぶ利用しやすくなってきた。
デミオやノートといった普通のコンパクトカーの数が減って、プレマシーやソリオといったミニバンやプチバンが増えているのはサンデードライバーや子連れの多い住宅地ならではである。やはり日本ではこういうクラスの車の方がニーズがある。おそらくタイムズでも予約システムのデータから利用状況を全国的に分析していて、利用者の利用時間帯を会員番号別に分析し、そこから典型的な用途を推測した上で、市場のニーズに合った車を選定しているのではないだろうか。ITは無人化のためだけでなくマーケティングにも活用できるようである。
日曜日, 8月 11, 2013
金曜日, 8月 09, 2013
京成バス・千葉海浜交通の東京行き高速バス減便
2013年8月16日から、京成バスと千葉海浜交通の東京行き高速バスのダイヤが変更される。日中を中心に大幅に減便となる。平日は東京行きが4便、東京発が7便になり、土休日は運休になる。朝の東京行きはラッシュ前に2本、ラッシュ後に1本のみとなるが、夜の東京発は本数は変わらず、かつ19時代の便も設定されたことによってむしろ使いやすくなった。
平和交通とあすか交通が朝の東京行きと夜の東京発の便を増便した直後だけに、京成系も増便するものと期待していたが、残念ながら両グループの競争は平和交通系に軍配が上がったようである。
乗車率自体は順調に増えていたものの、Suicaでの運賃650円に比べて所要時間が長く、かつ東京駅から東雲車庫までの運行となるため全区間で2時間くらいかかっている。時間に対する収入が乏しいため採算が取れないのかもしれない(高速バス運賃は1時間当たり1000円が目安)。
なお、朝の東京駅発幕張メッセ行きや、午後の幕張メッセ発東京行きの便は、他の路線の便が幕張メッセに立ち寄ることによって、引き続きある程度の便数が確保されている。
平和交通とあすか交通が朝の東京行きと夜の東京発の便を増便した直後だけに、京成系も増便するものと期待していたが、残念ながら両グループの競争は平和交通系に軍配が上がったようである。
乗車率自体は順調に増えていたものの、Suicaでの運賃650円に比べて所要時間が長く、かつ東京駅から東雲車庫までの運行となるため全区間で2時間くらいかかっている。時間に対する収入が乏しいため採算が取れないのかもしれない(高速バス運賃は1時間当たり1000円が目安)。
なお、朝の東京駅発幕張メッセ行きや、午後の幕張メッセ発東京行きの便は、他の路線の便が幕張メッセに立ち寄ることによって、引き続きある程度の便数が確保されている。
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