日曜日, 8月 11, 2013

タイムズカープラスで増車

タイムズカープラスの幕張ベイタウンステーションと幕張ベイタウン第2ステーションで増車された。幕張ベイタウンステーションではスズキソリオというプチバンが導入され、幕張ベイタウン第2ステーションではプレマシーが導入されている。

ソリオは軽自動車ではなく1.2Lエンジンを搭載した登録車である。ポルテやスペイドと同様、ミニバンと同じような造りで5ナンバーサイズに収めたプチバンで、今の日本で徐々に売れてきているクラスである。デミオよりも室内は広々しているし、室内空間の使い勝手が良いし、収納もしやすいし、かつ日本的な気遣いで痒い所に手の届く装備が至れり尽せりである。ある意味マツダ・デミオと対極にある。後席に子供を乗せて近くまで移動する際にはむしろ便利だろうし、ミニバンと異なり5ナンバーサイズなので取り回しが良い。

プレマシーはしばらく前に幕張ベイタウンステーションに導入されたのと同じである。幕張ベイタウン一帯のタイムズカープラスの利用状況を見てみると週末に長時間の利用が多く、サンデードライバーの利用が多いことが見て取れる。そういう用途ならプレマシーのような大人4人が乗れる車の方が便利だろう。今まで、遠出するときのタイムズカープラスの選択肢はパワーに余裕のあるプリウスしかなかったが、プリウスのようなハイブリッド車は高速道路で長距離乗る場合にはエンジンを回しっぱなしでしかもハイブリッド機器の重量がかさむので燃費のメリットがあまり無いし、それに普通のガソリン自動車の方が運転が素直である。

これで、幕張ベイタウン周辺で利用できるタイムズカープラスの車は、幕張ベイタウンステーションのソリオ、デミオ、プレマシー、幕張ベイタウン第2ステーションのノート2台とプレマシー、そして海浜幕張駅前第2ステーションのデミオとプリウス2台となる。計9台が利用可能で、車種のバリエーションも増えたので、だいぶ利用しやすくなってきた。

デミオやノートといった普通のコンパクトカーの数が減って、プレマシーやソリオといったミニバンやプチバンが増えているのはサンデードライバーや子連れの多い住宅地ならではである。やはり日本ではこういうクラスの車の方がニーズがある。おそらくタイムズでも予約システムのデータから利用状況を全国的に分析していて、利用者の利用時間帯を会員番号別に分析し、そこから典型的な用途を推測した上で、市場のニーズに合った車を選定しているのではないだろうか。ITは無人化のためだけでなくマーケティングにも活用できるようである。

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