土曜日, 12月 31, 2011

Bad Ass Coffeeのパンケーキ

海浜幕張駅前のBad Ass Coffeeでは、14時から18時までパンケーキを販売している。


http://r.goope.jp/bac-makuhari/info/198644


単品で480円、ドリンクセットで680円と決して安くはないが、このパンケーキがなかなかおいしい。しっとりもっちりとした小ぶりなパンケーキが3枚に、ホイップクリームがたっぷりとついている。注文を受けてから店内で焼いているため時間がかかるが、焼きたてが食べられるので少しくらい待っても苦にならない。

実は海浜幕張周辺でパンケーキを食べる機会はなかなかなくて、身近な所ではスターバックスがあるが、もちろん店内で焼いているわけではなく、作りおきのものを電子レンジで温めたものである。他には検見川浜や稲毛海岸のロイヤルホストまで行かないと外では食べられない。デニーズでもパンケーキを売っているが、こちらはいかにも業務用の冷凍食品という味である。

海浜幕張駅周辺にはいろいろなカフェがあるが、店内の雰囲気が落ち着いていて一番居心地が良いのはBad Ass Coffeeである。駅前の人の動線から少しだけ外れているせいか、さほど混雑していないし、時間の流れがゆったりとしている。

平日の11時半から14時まではランチセットがあるし、13時からは580円でケーキセットを提供しており、食べ物も充実している。

ちなみに電源を使いたいときやおいしいコーヒーを飲みたいときやソファに座りたい場合には駅前のタリーズ、煙草を吸いたい場合には駅前のエクセルシオールやプレナのベローチェが便利である。

月曜日, 12月 12, 2011

つるかめランドの紅茶

つるかめランドのオーナーはイギリスのTescoというスーパーなので、Tescoの紅茶が売っている。イギリスは紅茶のおいしい国で、Tescoに限らずSainsbury等のスーパーのプライベートブランドは安くておいしい。

さすがにイギリスの紅茶を日本に輸入すると、本国並の激安というわけにはいかないが、それでも日本の他の紅茶より少し安くてかつちゃんとおいしい。Tescoの紅茶だけでなく庶民向け紅茶の代表格であるPG Tipsも売っている(ちなみにPG Tipsは成城石井でも売っているので、検見川浜駅の高架下や新浦安駅の高架下の成城石井で入手できる)。庶民向けといってもちゃんとおいしい。Twiningにするまでもないし、ましてやFortnum & Masonみたいな高級品を買うまでもない。高級品がおいしいのは当たり前で、スーパーで売っているような庶民向けであってもちゃんとおいしくて初めて「イギリスは紅茶の国だ」といえるのである。わざわざリンコスで高い紅茶を買うまでもない。とはいえ、米国で売っている安物のコーヒーはあまりおいしくないので(高級品はおいしい)、庶民向けだからおいしいというわけでもないが。

イギリスの紅茶はリーフティーももちろんあるが、ティーバッグもよく用いられている。ディーバッグにはティーポット向けとマグカップ向けとがあって前者の方が量が多いので、購入の際には注意が必要である。

幕張の周辺だと、幕張駅方面の国道14号線を少し過ぎた所と、稲毛海岸駅の高架下にある。Tescoはつるかめランドの経営から撤退してしまうらしいが、オーナーが代わってもしばらくは在庫があるだろうから、Tescoの紅茶を扱うのではないだろうか。在庫があるうちに買いだめしておいた方がよいのかもしれない。しかしそれにしてもどうして「つるかめランド」なんて名前で商売しているのだろうか。カルフールの例もあるし、素直にTescoと名乗った方が商売しやすいだろうに。

火曜日, 12月 06, 2011

通勤快速によるダイヤの乱れはどうにかならないものか

朝ラッシュ時の通勤快速はダイヤの乱れの原因である。特に月曜に多いのだが、車内で気分の悪くなる乗客がいて、救護のために途中駅で臨時停車し、後続の列車が遅れる。運転間隔調整のため、先行列車も遅れる。

気分が悪くなるといっても、もともと通勤快速はさほど混雑しないので、混雑のせいとはいえない。むしろ単に停車駅が少ないだけのように思える。車内で気分が悪くなることがわかっているなら最初から各駅停車に乗れば良さそうなものだが、なにぶん1編成に2000人くらい乗客がいると、そのうち1人くらい途中で気分が悪くなる乗客がいるようである。

通勤快速はおろか快速も廃止してしまって、すべて各駅停車にしてしまった方がスムースに運行できるかもしれない。現に混雑の激しい田園都市線は、ラッシュ時には二子玉川園と渋谷の間で全列車が各駅停車になる。

もっとも遠近分離が必要だという考え方にも一理あって、それならば各駅停車と同じ所要時間で停車駅だけ少ない列車を設定すればよいのではないか。これなら急ぐために敢えて停車駅の少ない列車に乗る必要はないので、途中で気分が悪くなりそうだったら最初から各駅停車に乗ろうとするだろう。それに万一途中で臨時停車しても、すぐに遅れを取り戻せる。平行ダイヤにして待避を廃止すれば快速や各駅停車の所要時間が短くなるので、それらの乗客にも恩恵が及ぶ。

あるいは、遠近分離が目的なら、各駅停車にE257系でも併結して、E257系は途中で乗降扱いしないなんてこともできるのではないか。特急車両で着席通勤するなら、途中で倒れることもあるまい。京葉線の線路は編成長300メートルで設計されているので、信号や線路をいじることなく、ホーム延伸だけで実現できる。E257系が乗降扱いする駅だけホームを延伸すればよいから、比較的少ない予算で実現できる(実際には信号の位置に合わせて停車する必要があるので、乗降扱いしない駅であっても若干のホーム延伸が発生するかもしれないいが)。併結相手のE233系の動力性能はE257系とほぼ同じだし、ブレーキ方式も同じなので、併結しても問題あるまい。

月曜日, 12月 05, 2011

成田発着のスカイマーク

2011年10月30日から、スカイマークの成田発着便が開設された。当初は札幌行1往復と旭川行2往復での運航だが、2011年12月8日から那覇まで1日2往復、2012年2月1日からは福岡まで1日2往復開設される予定である。

成田発の旭川行は朝と昼と夜、那覇行は昼と夜、札幌行は夕方の運航である。ただし旭川行の成田出発時刻は朝7時半であり、これに間に合うためには幕張ベイタウン発5時53分の朝一番のリムジンバスに乗る必要がある。1本後のバスでも間に合わないこともないが、成田到着が30分前なので、少しでも遅れたら20分前のチェックインの締め切りに間に合わない。

幕張からは羽田でも成田でも距離と所要時間はほぼ同じだが、成田の方が渋滞の影響を受けにくい。車で行くなら成田の方が駐車場が安い。また、羽田よりも成田の国内線ターミナルの方が小規模で空いている。羽田からスカイマークに乗ろうとすると第1ターミナルの外れまでかなり歩く必要があるが、成田ならさほど歩かなくてもよい。なお、成田の国内線のチェックインカウンターは第2ターミナル1階にあり、出口は3階にある。これは国際線との乗り継ぎを考慮した配置になっているためである。そのため、バスで3階に到着したら1階まで降りる必要があるし、飛行機で3階に到着したら1階まで降りる必要がある。車で乗りつけるなら、出発の際は到着階に乗りつければよく、到着の場合には逆に出発階に乗りつければよいので、さほど面倒ではない。

もう1つの利点は、スカイマークは普通運賃でもかなり安いことである。成田から旭川まで普通運賃でも13800円である。搭乗率が80%を越えていればこれくらいの値段でも採算が取れるようである。その代わり採算が取れる便しか運航しないので、常時混雑していると思った方がよい。もっとも、比較的小さい737なので、たとえ満席であっても乗降にはさほど時間がかからない。座席はいくぶん窮屈だが、バスのようなものだと思えばあきらめがつくし、実はJALやANAの737-800も定員はほぼ同じなので、スカイマークだけが狭いわけではない。どのみち乗る時間は2時間以内なので、我慢して寝ていればよい。中途半端な機内サービスはないが、新幹線も同様である。飲み物が欲しければ自分で持ち込めばよいし、機内で音楽を聞きたかったら自分で携帯音楽プレイヤーを持ち込めばよい。その分運賃を安くしてくれる方がありがたい。

なお、羽田発着便と成田発着便とで札幌行や那覇行の運賃を比較してみると、成田発着便の方が3割くらい安い。成田は大半の人にとって遠くて不便なのと、発着コストが安いためだろう。幕張からなら成田の方が羽田よりもやや近いので、それならば安い成田便を利用しない手はない。

スカイマークが成田発着便を開設した背景として考えられるのは、素直に考えれば国際線からの乗り継ぎ便ということになるが、乗り継ぎ便は意外と搭乗率を確保しにくい。おそらく考えられるのは成田発着の国際線の運航の準備である。混雑する空港で新規に発着枠を配分する際には、既得権益に応じて比例配分する。したがって発着枠を増やしたい場合には、最初に取りやすい発着枠を確保の上、採算が悪くても発着の実績を積む必要がある。成田の場合、A380が離着陸できるA滑走路の発着枠は一杯だが、B滑走路の発着枠は余っており、特に国内線向けの発着枠が余っている。これで運航実績を積んでA380で国際線を運航するためにA滑走路の発着枠を取りに行くのだろう。

スカイマークというと不採算だとすぐに撤退するという印象があるが、上記の背景により、成田発着便は当分の間は運航されるのではないだろうか。ただし目的地が同じである保証はない。しかし考え方によっては、スカイマークが少ない便数の中でいろいろな所に飛んでくれるともいえる。旭川便があるうちに旭川に行けばよいし、旭川便が無くなって別の所に飛ぶようになったら、そちらに行ってみるのもよい。