火曜日, 12月 06, 2011

通勤快速によるダイヤの乱れはどうにかならないものか

朝ラッシュ時の通勤快速はダイヤの乱れの原因である。特に月曜に多いのだが、車内で気分の悪くなる乗客がいて、救護のために途中駅で臨時停車し、後続の列車が遅れる。運転間隔調整のため、先行列車も遅れる。

気分が悪くなるといっても、もともと通勤快速はさほど混雑しないので、混雑のせいとはいえない。むしろ単に停車駅が少ないだけのように思える。車内で気分が悪くなることがわかっているなら最初から各駅停車に乗れば良さそうなものだが、なにぶん1編成に2000人くらい乗客がいると、そのうち1人くらい途中で気分が悪くなる乗客がいるようである。

通勤快速はおろか快速も廃止してしまって、すべて各駅停車にしてしまった方がスムースに運行できるかもしれない。現に混雑の激しい田園都市線は、ラッシュ時には二子玉川園と渋谷の間で全列車が各駅停車になる。

もっとも遠近分離が必要だという考え方にも一理あって、それならば各駅停車と同じ所要時間で停車駅だけ少ない列車を設定すればよいのではないか。これなら急ぐために敢えて停車駅の少ない列車に乗る必要はないので、途中で気分が悪くなりそうだったら最初から各駅停車に乗ろうとするだろう。それに万一途中で臨時停車しても、すぐに遅れを取り戻せる。平行ダイヤにして待避を廃止すれば快速や各駅停車の所要時間が短くなるので、それらの乗客にも恩恵が及ぶ。

あるいは、遠近分離が目的なら、各駅停車にE257系でも併結して、E257系は途中で乗降扱いしないなんてこともできるのではないか。特急車両で着席通勤するなら、途中で倒れることもあるまい。京葉線の線路は編成長300メートルで設計されているので、信号や線路をいじることなく、ホーム延伸だけで実現できる。E257系が乗降扱いする駅だけホームを延伸すればよいから、比較的少ない予算で実現できる(実際には信号の位置に合わせて停車する必要があるので、乗降扱いしない駅であっても若干のホーム延伸が発生するかもしれないいが)。併結相手のE233系の動力性能はE257系とほぼ同じだし、ブレーキ方式も同じなので、併結しても問題あるまい。

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