木曜日, 3月 23, 2006

ロブスタ種

安さにつられて大量に買ってしまった手前、ロブスタ種のおいしい飲み方に挑戦しているところだが、濃く出るので、豆を少なめにお湯を多めにしていれるのが良さそうである。

しかしそれでも風味と香りが決定的に足りず、こういうのを混ぜると安物のアメリカンコーヒーの味になるのだということを実感する。少ない豆で濃く出るので、マクドナルドみたいな所では重宝しているのではないだろうか。日本人の好きな水のようなさらさらした味になるので、日本の安いコーヒーにはかなりの比率で混ぜられているはずである。アラビカ種を少しだけ混ぜておけばコーヒーらしい香りもするだろうから、それでごまかせそうな感じである。

かねてからフレイバーコーヒーなんて邪道だと思っていたのだが、コーヒーの香りを殺すフレイバーはたしかに邪魔なものの、ロブスタ種のようにもともと風味も香りもないコーヒーを飲むには、むしろフレイバーがついている方が飲みやすそうである。

通常は1杯当たり豆10グラムが目安とされているが、ロブスタ種なら5グラム程度で十分なので、1キロで525円の豆なら、1杯当たり3円に満たない。もう少し豆をけちれば1杯当たり2円にはなるだろう。これくらい安ければ番茶の代わりに気軽に飲める。番茶だって緑茶とは別の飲み物だと思って飲めばそれなりにおいしい。

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