木曜日, 3月 30, 2006

ロブスタその後

ロブスタはストレートだと泥臭いので砂糖を入れてみたら少し飲みやすくなった。さらに植物性油脂のクリームを入れてみたら、だいぶましになった。植物性油脂を入れるとコーヒーの味が変わってしまうのだが、この場合はコーヒーの味が変わってほしいので、却って都合がよい。

それにしてもだんだん安物のコーヒーの味に近づいていく。実際安いコーヒーなのだからそれは構わないのだが、安物のコーヒーがどのようにしてできているのかがだんだん分かってくると、外で安物のコーヒーを飲もうという気が全くしなくなってくる。

安いコーヒー屋で儲けようと思ったら豆の8割くらいをロブスタにしてクリームはもちろん植物性油脂ということになるだろう。ロブスタの豆は商品先物市場で大量に取引されているので、商品市場で現物を引き取れば安く調達できそうである。個人だと難しいかもしれないが、業者なら問題あるまい。ロブスタは濃く出るので1杯当たり2グラム使うとすると、豆の材料費は1杯当たり1円からそれ未満ということになる。むしろ砂糖とか植物性油脂のクリームの方が高いかもしれない。あと、香りつけに少しだけアラビカ種も混ぜる必要があるが、これもサントスの安いので済ませがさほどお金がかからない。全体で、1杯当たり10円くらいの材料費だとすると、200円のコーヒーで粗利率が95パーセントになる。

とりあえず現時点でのロブスタ攻略法は、薄くいれるのと砂糖と植物性油脂のクリームを入れることである。

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