日曜日, 2月 26, 2006

ベイタウンコアの入り口の自動扉

ベイタウンコアの入り口には自動扉が二重になっている。これはどちらか一方が開いているときにはもう一方が閉まっているようにすることによって熱損失や強風を防ぐためである。

しかし傘立てが二つの自動扉の中間にあるため、傘の滴を落として傘を傘立てに立てる間ずっと両方の自動扉が開き放しになってしまう。たしかに他に傘立てを置くような場所は他に見あたらないが、入り口ホールの大きさが明らかに小さすぎる。無駄なスペースが他にいくらでもあるのに肝心のスペースが不足しているのは設計ミスである。

建物の現状を所与とするなら、傘立ては入り口の外にあるべきだろう。

土曜日, 2月 25, 2006

かわうそ

これは幕張に限ったことではないのかもしれないが、女子高校生が寒い季節でも生足を晒しているのは実に不思議な光景である。冷たくて乾燥した空気に肌をさらしたら肌が荒れてしまうし、足が冷えたら激しく尿意を催すだろうし、それに何よりも体が冷えるのは体に悪い。半ズボンの男子小学生みたいなことを男子小学生でもない人たちがするのはどうかしている。20代の女性がババシャツを着たりラクダのももひきを履いているときに10代の女性が寒くても平気だとは思えない。まだスカートの下にジャージを履いている方が格好悪いけれども許せる。意地でやっているとしか思えない。

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ
サシテ美シクモナイ生足ヲ晒ス
ソンナ女子高生ニ私ハナリタイ

ということなのだろうか。その割には上半身はセーターを重ね着していて、寒さに耐えるという風でもない。

何か見覚えのある格好だとずっと思っていたのだが、最近になってやっと思い出した。伝染るんですのかわうそ君である。でもきっと10代の人たちはかわうそ君のことを知らないのだろう。

それとも、下半身の通気を良くしておかないと、蒸れてインキン(水虫と同じ白癬菌が生えて痒くなる皮膚病)になってしまうのだろうか。たしかにインキンになるくらいなら寒さに耐えるというのもありかもしれない。だったらいっそのことおぱんつも脱いでしまった方が効果的だろう。インキン仮説が正しいとすると、「インキン予防のためにかわうその格好をしている」という光景がそこかしこで見られるということになり、何とも変な世の中になったものである。インキンが移ると嫌なのでなるべく近寄らないようにしたい。

しかしもしインキン仮説が正しいとすると、どうして男子高校生は半ズボン姿にならないのかという問題が生じる。女子高校生がインキンになったら男子高校生にも移っているはずなのだが、もてない男子高校生はこういうときには清潔でよい。

コクテール堂のコーヒー豆

同じくリンコスのコーヒー売場で、何やら見覚えのあるパッケージだと思ったら、コクテール堂のコーヒー豆が売っていた。新発売と書いてあったから、つい最近から扱い始めたのだろう。180グラムの缶入りのと5袋入りのコーヒーバッグがそれぞれ数種類づつ置いてある。缶の方は粉(ground)で900円前後で、コクテール堂に直接注文するときと同じ値段だから、送料の分だけ安くつく。しかし缶でなく、豆(whole beans)で注文すればもっと安いし、粉よりも日持ちする。缶入りのは昔飲んだことがあるが、粉なので豆に比べると味が劣った記憶がある。さらに、コクテール堂の安売り期間(たしか月のはじめの平日)なら2割引である。

注文するときは電話でもFAXでも電子メールでもよくて、すぐに宅配便で発送してくれる。箱の中に明細書と振り込み用紙が同封されているので、送料込みの代金を振り込む。宅配ボックスのあるマンションだったら、その方が楽だろう。2割引の期間に1kg買うと、送料(宅配便の最低運賃が600円)込みで4000円くらいになる計算である。

http://www.cocktail-do.co.jp/

想いやり牛乳

リンコスで想いやり牛乳を発見。おいしいことで定評なのだが、一合瓶で295円というのはお酒なみの値段である。とはいえ、大量に注文せずとも少量づつ入手でき、気が向いたときにすぐに入手できるという点では意味があるのだろう。スターバックスでカフェラテを飲んだと思えば許せる金額だし、外で変なものを飲むよりもましである。

なお、ウェブで注文すると一合瓶8本で送料込みで2950円だそうだから、リンコスで買えば8本分の値段で10本買えることになる。実はお買い得かもしれない。

http://www.omoiyari.com/

カルフールのチーズケーキ

カルフールのケーキは安い割にあなどれないそうなので、試しにチーズケーキを買ってみた。2個で350円のが50円引きだったので、1個当たり150円である。

食べてみると、特に高価な材料を使っているわけでもないし、特に変わったものを使ってるわけではない。そのため、基本的には材料相応なのだが、安いなりに味の組み立てがしっかりしていて、1個350円から400円くらいで売っているいい加減なチーズケーキよりもおいしい。もちろん、おいしいというのは値段の割にはという意味だが、それでも肩肘張らずに気軽に食べられる普段用のお菓子の中ではなかなかおいしい。

安くてもここまでできるというのは和菓子では珍しくないものの、洋菓子では珍しい。この価格と味なら、和菓子に対しても競争力がある。食べ物の味はこうでなければならないという基本が確立していて、きちんと味を組み立てれば、安くてもそこそこおいしくなるわけで、和菓子はもちろんそうなっているのだが、洋菓子には本物が少ないため、本物の和菓子に太刀打ちできないのである。本物に対抗できるのは本物だけである。本物というと高級品を思い浮かべがちだが、そういう特殊なカテゴリーだけまともでそれ以下のレベルは話にならないのは、その文化がその程度のレベルでしか定着していないからであり、安物も安物なりにしっかりしているのが、本来の姿である。

金曜日, 2月 24, 2006

パテイオス2番街のファミリーマート

いつの間にか扉が自動扉になっていた。さらに、Suicaが使えるようになっていた。しばらく前のリニューアルのときにそうなったらしい。

駅の売店でSuicaを使えれば代金の支払いの時間を節約できるというメリットがあるものの、普通のコンビニでSuicaを使えると一体どういうメリットがあるのだろうか。ETCと同じで専用レーンがあって早く通過できるのだったら急いでいるときに助かるが、とりあえずさほど普及していない状態だと御利益を感じにくい。強いて言えば会社が交通費と食費を一緒に支給するときに管理が楽ということだろうか。

椿

外の植え込みの椿の花が咲いている。もうピークは過ぎているみたいで、花びらが少し散っている。

やまび香房跡地

長らく空いていたやまび香房跡地が改装工事を開始した。何の店になるのかと思ってみると、窓ガラスに「三井のリハウス」のステッカーが貼ってある。改装工事中に不動産屋の名前を貼り出すのはよくあることだが、どうやらそうではなくて、三井のリハウスが入居するような感じである。三井のリハウスは同じ建物に入っているから、こちらに移転するのだろう。

立地条件がさほど重視されない不動産屋を人通りの少ない場所に移して、より人通りの多い、現在三井のリハウスの入居している場所に新しい店が入居するのだろう。

しかし、不動産屋が吹き抜け二階建て構造の部屋に入居しても使いにくそうである。二階部分を顧客との談話スペースにするのかもしれないが、それにしても無理がある。借り手がつかないため大家である三井不動産がしばらくの間使うことにしたのだろう。

そういえば同じ建物のオレアジ打瀬店も放置状態が長引いている。あの場所はスターバックスみたいな店が入居すると丁度よいように見えるのだが、賃貸契約の都合上難しいのなら、オレアジが独自のカフェなりバールなりを開いてみるというのも面白いかもしれない。とりあえずレストランにするには狭すぎる。スターバックスは原則として直営のみだが、タリーズならフランチャイズも可能である。しかしタリーズだと自動扉で仕切られた煙草部屋が必要で、どうやらそのスペースは無さそうである。エクセルシオールではどうかというと、すぐ目の前に同じくドトール系のカフェコロラドがあるので、これもだめである。せっかく人通りの多い一等地なのに放置されているのはもったいない。

木曜日, 2月 23, 2006

N1商品の紅茶

N1商品のティーバッグの紅茶は25袋100円という破格の値段である。イオンマルシェがスリランカの業者から国内向け商品を直接買い付けているからこれくらい安くなるようである。

せっかくなので味見のために買ってみた。たとえハズレだとしても100円の損失でしかない。最初に買ってみたのはイングリッシュブレックファストティーである。

最初大きなマグカップにいれたところ、味も香りもない。やはり値段相応だったようである。ちなみに先日買った、N1商品のアラビカ種のコーヒー(黒いパッケージ)も一袋目は意外とおいしかったのだが、二袋目は風味が乏しくて酸味が強かった。どうやら安い代わりに品質にムラがあるようである。

マグカップにお湯をたっぷり入れたのが良くなかったのかと思って気を取り直して、お湯の量を減らして、ティーカップ1杯分くらいの量にしてみたが、最初よりはましなものの、やはり味と香りが乏しい。イングリッシュブレックファストティーで味が乏しいのだったら、やはり他の商品に手を出してみようという気は起こらない。

もしかしたら水との相性の問題なのかもしれない。それぞれの国の業者は自国の水に合わせて最適化しているのだろう。

土曜日, 2月 18, 2006

ワールドビジネスガーデンのスターバックス

数席ある窓ガラスに面したカウンター席には、各座席に一つづつコンセントがある。日本だとたとえコンセントがあっても「ノートパソコン用に使うな死ね (This electric outlet is not for your laptop, stupid!)」とか書いてあるものだが、気前良く電気を使わせる所までアメリカ式というのは珍しい。デコレーション重視のサザビー商法にもたまには良い面があるものだとつい見直してしまう。少し調べてみるとスターバックスはどこでも店内の電源を使ってよいらしい。すなわち、コーヒー代には電源の値段が含まれているようである。しかし、ここのように各座席に1つづつというのはまだ珍しいのではないだろうか。限られた電源を他の客と奪い合う必要がないし、それにこのようにわかりやすく座席の目の前にコンセントがあれば、「ここでは電源を使ってよいのだな」ということが一目でわかるので、いちいち店員に尋ねる手間が省ける。

千葉中央郵便局(その2)

千葉中央郵便局は千葉みなと駅から歩いた所にある。蘇我方向へ歩いて、タリーズの角を曲がって1ブロックほど歩いた所にあるのだが、どういうわけか正面玄関が海側にあって、1ブロック余計に歩かされる。ここには宛先の市町村ごとに郵便物が何日で配達されるかが貼りだしてあるのだが、通常郵便でも関東なら翌日、それ以外の地域でも離島を除いて翌々日までに届くことになっている。6日間かかるのは小笠原のように物理的に日数のかかる場所や船が毎日運航していないような所だけである。

日本の郵便はいつの間にこんなに速くなったのかと思ったが、実はこれは千葉中央郵便局で夕方5時までに引き受けたときのものである。ポストや無集配局(有人窓口つきのポストのようなものである)から投函すると、集配局で集荷されて、それから千葉中央郵便局まで運ばれるから、午前中に投函しないと上記の日数よりも1日余計にかかることになる。そう考えると、往復の電車賃360円をかけることによって半日以上の時間を捻出できることになり、速達と同じ効果が生じる。速達料金で一番安いのは330円なので、大きめの郵便物や複数の郵便物を投函するなら、速達にするよりも千葉中央郵便局まで電車で行った方が安くつく計算である。

中央郵便局に行ったときに、エクスパック500というのがあるのを知った。郵便局の窓口で専用の封筒を500円で買って、それを投函すると普通小包として送ってくれるというものである。最近の郵便小包は宅配便との競争のおかげで翌日配達の地域が広いので、千葉県から関西エリアくらいなら翌日に配達してもらえる。さらに郵便小包扱いなので集荷してもらえるし、荷物のトラッキングも可能だし、配達も手渡しなので、比較的安全である。この封筒にはA4の紙が250枚くらい入るようなので、論文を郵送したり、あるいはCDROMを郵送するのに便利なようである。あとはこの封筒がコンビニでも売っていれば申し分ないのだが。

郵便局には翌朝10時郵便の荷札も置いてあったので、後で調べてみたら、追加料金は370円で速達より少しだけ高い程度で午前中の配達が保証される。千葉中央郵便局だったら夜9時まで受け付けているはずである。美浜郵便局だと受付締め切りがもう少し早いかもしれない。これには荷札が必要なので、必要になるときに備えて予め郵便局で荷札をもらっておいた方が便利である。荷札には普通郵便用と書留用とがある。

金曜日, 2月 17, 2006

千葉中央郵便局

幕張をはじめとする美浜区から発送された郵便物は集配局である美浜郵便局で集荷され、それが仕分けされた上で千葉中央郵便局に送られて、そこから各地への長距離トラックや飛行機で運ばれるらしい(飛行機で運ばれる場合は羽田に送られる)。そのため、急ぎの郵便物を出すなら千葉中央郵便局まで行って直接出すとよさそうである。特に翌朝10時郵便の受付時間はここが一番遅い。

千葉中央郵便局は千葉みなとの駅前の海側にあるので、海浜幕張から電車に乗ってしまえばすぐである。なまじ歩いて美浜郵便局まで行くよりも早いかもしれない。

東京都内の集配局から発送して、新東京郵便局(仕分けと配送専門の集中局)を経由するようにすると少し早くなる。
http://search.post.japanpost.jp/send-pc/send2.cgi
で差し出し元と宛先のそれぞれの郵便番号を入力して検索すると、何営業日後に到着するのかがわかる。例えば美浜区から関西方面に郵便物を出す場合、美浜郵便局や千葉中央郵便局からだと通常郵便で翌々日、速達郵便や小包で翌日午後となっているが、京葉線沿線から最寄りの東京都内の集配局である東京中央郵便局(東京駅丸の内南口にある)から発送すると通常郵便の午前発なら翌日に到着し、速達郵便や小包だと翌日午前になる。やはり東京まで行くのは効果があるらしい。もっとも、東京駅までの電車賃を考慮したら(JRで540円)素直に速達にした方が早そうである。東京に通勤するついでだったらここで発送すると良くて、可能な限りそうすべきだろうが。なお宛先が関東だったら千葉県の集配局から通常郵便で発送しても翌日に配達されるので、そこまでする必要はないだろう。

木曜日, 2月 16, 2006

千葉館山間の高速バス

2006年2月10日から千葉と館山との間の高速バスが運行している。
千葉側の起点は千葉みなと駅または千葉中央駅で、千葉市内を経由してから館山の手前の富浦で高速を降りて、館山駅や千倉や白浜に至る。千葉駅と館山駅との間が1時間55分で1500円、千倉以遠が1800円である。途中高速道路のとぎれた所があるので時間がかかるが、高速道路が完成したらもっと速くなるのだろう。

それにしても起点が千葉みなと駅と千葉中央駅とに分かれているのが謎である。どういう基準で振り分けているのかよくわからない。

千葉行きは、せっかくだから銚子幕張間の高速バスみたいに一部の便を幕張の運転免許試験場まで延長すれば便利なのではないだろうか。朝の上りと夕方の下りだけ幕張の運転免許試験場発着にすればよいだろう。千葉みなと駅発着便は幕張への延長を想定しているのかと思いきや、千葉から幕張への最短経路は国道14号線357号線経由なので、あまり関係ないかもしれない。とりあえず京葉線沿線から千葉駅へは不便なので、千葉みなと駅発着便があるとたしかに便利ではある。しかしそれならどうして一部の便は千葉中央駅発着なのか謎である。千葉中央駅経由千葉みなと駅行きで問題ないはずなのだが。

既に千葉と鴨川との間の高速バスもあるが、これも一部を幕張の運転免許試験場発着にしないのだろうか。今は路線バスの参入退出に関する規制が撤廃されているので、運行権の問題はないはずなのだが。

浦安に温泉

2006年2月25日に浦安に「日帰り温泉湯巡り万華鏡」がオープンするらしい。新浦安の埋め立て地の一番外れなので浦安駅と新浦安駅から送迎バスがある。送迎バスは1時間につき1本から3本程度だが、新浦安駅からの路線バスを利用することもできる。料金は平日2300円週末2650円と高いが、天然温泉で採掘に費用がかかっているのでやむを得ない。営業時間は午前11時から翌朝9時までである。地元住民がスーパー銭湯として利用するには高いので、夜行日帰りのツアーバスでディズニーランドに来る客を想定しているのだろう。早朝に浦安に到着して風呂に入って休憩してもらい、ディズニーランドの開園時間に合わせてディズニーランドまで送って、閉園の頃に迎えにいって、一風呂浴びてから夜行で戻るというスケジュールを組むことができる。関西から関東までのツアーバスは片道4300円が基本料金なので、往復1万円で風呂つきとかを狙うのだろう。

そういえば、この手の施設は最近いろいろできて競争が激しいので、「千と千尋の神隠し」みたいな風呂屋を目指すというのも面白いかもしれない。

水曜日, 2月 15, 2006

バレンタイン通り

ベイタウンの富士見通りがバレンタイン通りに改称される件で反対運動が起きているようである。地域に貢献した人の名前が公共物に冠されるのはアメリカでは当たり前のことで、ヒューストンの巨大な国際空港はジョージブッシュ国際空港だし、アトランタの巨大な空港はハーツフィールドジャクソン国際空港だし、ワシントンナショナル空港は数年前にロナルドレーガン空港に改名されたし、ニューヨークのラガーディア空港はごく当然のように受け止められている。私立大学は金儲けに必死だから、多額の寄付をした人の名前を建物の名前につけている。大学には「なんとかビルディング」という建物がたくさんあるが、そのほとんどすべては人名である。

通りの名前に人名が冠されるのはごく当たり前で、それは、アメリカの住所は通りの名前に番地がつく方式なので、すべての道に名前が付いていなければならない一方で、通りの名前に使えるような名前の数が限られているからである。だから、どこの町にもMain StreetとかWalnut StreetとかChestnut Streetなど同じような名前がはびこっている。さすがに大通りには当たり障りのない名前が選ばれていて、人名が冠されるのは細い路地みたいな、他に適当な名前が無いような場所のことが多い。

しかし日本の住所は地名に番地がつく方式なので、必ずしもすべての通りに名前をつける必要がない。そのため、通りに人名を冠するという習慣がない。さらに、日本人は他人が目立つとすぐに足を引っ張りたがるから、通りの名前に人名が冠されるのが気に食わないらしい。さらにややこしいのは、既に富士見通りという名前がついていた通りを改称するということであり、そうなると海からの水蒸気のせいで普段は富士山なんて全然見えないのに「ここは富士山の見える由緒ある通りである」などとさも愛着があるかのような言い方をする人が出てくる。多摩地区や神奈川県なら毎日富士山が見えるから富士山が見えることに愛着があるものだが、千葉県からは富士山なんてろくに見えやしない。これがもし名無しの細い路地にひっそりと命名されるのであればまた違ったことになっていただろう。それかマリンスタジアムの周辺のどこか無名の通りにバレンタイン通りという名前をつける分には問題ないはずである。

私は、積極的にバレンタイン通りという名称にしたいとは思わない反面、強硬に反対するほどのことでもないとも思う。「富士見通り(バレンタイン通り)」とかいった煮え切らないやり方よりはましかなと思う程度である。それに「スタインブレナー通り」とか「渡辺恒雄通り」とか「モナー通り」とかに比べればまだましである。あるいはマリンスタジアムを「ボビーバレンタインスタジアム」にするのは時期尚早かと思う(ネーミングライツが販売されてそれをボビーが買い取れば可能で、目立ちたがりのボビーならやりかねないが)。

それにしても、シーズン中はさんざん盛り上がっておきながら、いざ自分の利害に関わるとなると(実際には単に気分の問題でしかないのだが)、プライスレスな貢献をした人を尊重しようという気が無くなってしまうというところが何となく日本人らしい。

たしかに、ロッテの優勝に貢献したのはバレンタイン監督一人だけではなく、チーム全体の力があってのことである。しかし、何かあったときに責任を取るのがトップの仕事であり、成績が良ければその人の貢献になり、成績が悪ければその人が責任を取らされる。トップというのはそういうものであり、それと全員の貢献がどうこうということは本来別の問題である。そもそもチームプレイが円滑に機能していなければ結果を出せないし、いかにチームプレイを実現するかがトップの腕の見せ所でもある。したがって、良い結果を出したときに全員の貢献であることは当然だが、だからといってトップだけの貢献ではないという言い方をするのはおかし。もし勝つも負けるも全員の責任ということなら、チームが最下位になったら選手も職員も全員辞職しなければならないし、ファンも贖罪の日々を過ごさねばならない。しかしそんな馬鹿馬鹿しいことはしないで、トップの首を切るだけのことである。トップというのはそういうものである。舵取りの仕方次第でチームを優勝させることもできればどん底に突き落とすこともできる。だからこそそういう立場の人に対して高い給料を出して指揮してもらうのである。

手続き面での問題ということなら、仕切り直して賛否を問えばよい。たしかに手続きは大切なので、不備があればやり直すべきだろう。とはいえ、自分からは何の貢献もしないくせに他人が何かしようとすると当然の権利であるかのごとく反対だけはするという人が多いだろうから、たぶん反対されると思うが。ついでだから、他の通り含めて全部仕切り直して、すべての通りを住民の意思に基づいた名前にすればよいだろう。富士山の見えない富士見通りなど詐欺だということで富士見通りという名称の撤廃を求める住民も実は意外と多いかもしれない。日本の住居表示のもとでは通りに名前は不要だから、名無しであって困ることはない。

あと、気をつけてほしいのは、何かもめ事があると、地域に関係ない人間(大抵は左翼政党やプロ市民である)が乗り込んできて地域住民を扇動してそこから利益を得ようとする。そのために組織的な運動が行われたりすることがよくある。例えば彼らの見解が地域住民の総意であるかのように工作することなど、彼らにとってはマニュアル通りのルーティンワークである。結局それで損をするのは地域住民である。くれぐれも気をつけてほしい。既存の政治勢力の影響下にない新興住宅地のベイタウンはその手の好ましくない勢力から常に狙われているという自覚が必要である。

幕張プリンスホテルの送迎バス

幕張プリンスホテルが朝と夜間に海浜幕張駅からホテルまでの送迎バスを運行している。アパホテルに買収される前から運行していたのかどうかは知らないが、とにかく現在運行していることは確かである。プレナ幕張の裏の、東横インの送迎バスが出る所と同じ所から出ている。朝と夜とそれぞれ20分間隔らしい。小湊鐵道の小型貸し切りバスが使用されているのを見かけた。東京ディズニーランドからの帰りの客のためにあるのだろうが、いくら客室数が多いとはいえ、駅から徒歩県内のホテルが送迎バスを走らせるというのは珍しい。プリンスホテルというと、どんくさくてどこか勘違いしていて独自の境地を行っているが、わざわざ送迎バスを走らせたりするように、妙な所で律儀だったりする不思議な存在である。

ユニクロのECMレコードTシャツ

ユニクロはかねてから企業とタイアップしてロゴ入りのTシャツを売っているが、このたびECMレコードのTシャツが販売されている。ECMレコードはジャケットの美しさでも定評があるので、それ自体は嬉しいことで、きっと信者が買っているのではないかと予想しているが、店頭に並んでいるTシャツを見る限り、着てみたいとは感じなかった。私はもともとこの手のロゴ入りTシャツは着ないのだが、それを割り引いても、やはりCDのジャケットとTシャツとは別物なのだろう。

火曜日, 2月 14, 2006

郵便集荷業務の民間委託

郵便ポストに郵便マークのバンが止まっていたので、よく見ると、普通の赤いバンではなく、白いバンに赤い郵便マークのシールが貼ってあった。日通が集荷業務を下請けしているようである。拠点間輸送を民間の運送業者に委託しているのは知っていたが、てっきり集荷は個々の集配局が行っているものとばかり思っていた。郵便ポストを回って、集荷して集配局に届けるだけなら比較的容易なのだろう。たぶん配達業務は郵便局が直接やっているはずだが、そもそも配達業務にはバイトが多いので、どこまでが郵便局の仕事でどこからが民間の仕事なのかはっきりしない。田舎だったら業務量の合計が限られているので、民間業者に一本化した方が効率的だろう。

そういえば、少数の郵便ポストで高頻度で集荷するのと、多数の郵便ポストで低頻度で集荷するのとでは仕事の量はほぼ同じはずだが、そもそも物流は深夜に動くものなので、どうして1日に何度も集荷するのかよくわからない。夕方の3時か5時頃に一括して集荷しても配達される時間はほとんど変わらないはずである。早めに集荷することによって1日早く配達できるようなケースもないことはないだろうが、かなり限られているのではないだろうか。

あと、都心部には簡易郵便局や特定郵便局が密集しているが、一律に廃止するのではなく、一部の局には有人窓口を残して、その周囲の局をサテライト局としてそこに無人投函機(計量して宛先やサービス内容に応じて料金を計算してくれて切手を印刷してくれる。それを隣接する小包対応の大きなポストに投函する仕組みである。アメリカで普及しつつあり、クレジットカードで支払いできる)を配置するして中心となる局の職員が管理するといったような形で、利便性を損なうことなく効率化できるのではないだろうか。

日曜日, 2月 12, 2006

新型緑電話

最近新型の緑電話を見かけた。ICカード公衆電話が廃止されたのは知っていたが、グレーの公衆電話までいつの間にか廃止されてしまったのだろうか。それとも、公衆電話にISDNの線を新規引くのをやめてしまって、グレーの電話を設置しないことにしたのだろうか。少し調べてみたら、ISDNのままで、グレーの電話からモジュラージャックが撤去された仕様らしい。あと、2005年1月頃から導入が始まったらしい。だいぶ経過しているにも関わらず私が気がついたのはつい最近である。

携帯電話が普及して公衆電話が減少している中で、敢えて緑電話の新型が導入されるとは思わなかった。グレーの電話が無くなるのはわからないでもない。ブロードバンドやAir H"が普及したおかげでPPP接続も使われなくなってきたからである。それでも公衆電話に新型機が導入されるというのは意外である。てっきり旧型機の撤去に伴う自然減で対処するのかと思っていた。

NTTはICカード電話に移行したかったに違いないが、やはり磁気カードと互換性の無いシステムだったせいで普及しなかった。せめて磁気カードとICカードのハイブリッド型を投入していれば移行に成功したかもしれない。JRの自動改札だって磁気カードとICカードの併用期間をしばらく置いてから磁気カードを廃止した。NTTとしては、複数台の公衆電話のあるところで磁気カード電話とICカード電話の両方を設置すればよいと考えたのだろうが、これだと1台しか公衆電話の無い所ではICカードを使えない。ICカードだと使えない場所があって、磁気カードならどこでも使えるというのなら、依然として磁気カードを持ち続けるだろう。それにイオカードやオレンジカードと違って、テレホンカードの蓄積がかなりあったからだろう。しかしこれは同額のICテレホンカードに無償で交換すれば済んだはずである。

土曜日, 2月 11, 2006

幕張周辺のスーパー銭湯

幕張にはスーパー銭湯が無いが、周辺の大型ショッピングモールにはスーパー銭湯がいくつかある。まずは南船橋のららぽーとにある「ららぽーとの湯常磐殿」である。700円で深夜0時まで営業している。三井ガーデンホテルの近くで駅から遠いので、電車で行くなら駅から送迎バスを利用した方が便利だろう。

次がミハマニューポートリゾートにある「湯けむり横丁」である。ここは平日500円週末600円である。深夜3時まで営業している。ミハマニューポートリゾートはかつての千葉貨物ターミナルの跡地を再開発したもので、駅から遠いので車で行った方が便利である。一応稲毛海岸から無料送迎バスが出ている。

最近できたハーバーシティ蘇我の一角のフェスティバルウォーク蘇我には「スパビューナ蘇我」というのがある。深夜1時か2時までの営業で、料金は会員1500円、非会員1800円で、会員になるには年会費300円が必要なので、年に2回行けば元が取れることになる。ここも駅から遠いので、蘇我駅から無料送迎バスが出ている。車で行くなら、国道357号線をずっと走って(途中で14号線と合流して14号線になるが、木更津方面という標識を頼りに道なりに進めばよい)、蘇我の手前辺りなので、場所はわかりやすいだろう。この近くに京葉線の「寒川駅(仮称)」を建設するという計画があり、開業すれば便利になるだろうが、正式に決定したものではない。

金曜日, 2月 10, 2006

N1商品の紅茶

カルフールの紅茶売場を覗いたら、N1商品のティーバッグの紅茶が25袋入り100円という破格の安値だった。リプトンの安物のティーバッグが100袋入り500円だから、それよりも安く、ティーバッグなのに普通のリーフティーよりも安い。

スリランカの業者が国内向けにパックした製品をカルフールの箱に詰めているだけのようである。そのため第三世界価格が実現している。第三世界製品を積極的に買えば産業振興になる。

ちなみにN1でない普通のカルフールブランドのティーバッグは25袋入りで300円くらいと普通の値段である。

テクノガーデンのまくど

テクノガーデンのまくどの外装がきれいになっていたので、いつの間に変わったのだろうと思ったら、2005年12月にリニューアルしたようである。外装だけではなんだからということで中も覗いてみたら、内装もきれいになっていた。喫煙席と禁煙席との間にガラスの仕切りができたので、従来よりはましになったものの、完全分煙というわけではないので、煙草の臭いが嫌な人は喫煙席近くの席を避けた方がよいだろう。心なしか喫煙席の人口が密集して煙草地獄と化しているように見える。しかしメニューは相変わらずだった。

2006年2月10日の幕張メッセ

建国記念日の3連休ということもあって、この連休には国際展示場が1番から11番まですべて埋まっている。そのため、すべての場所で人で賑わっているという幕張メッセらしからぬ光景が見られた。普段閑散としている二階ロビーも、人がいっぱいいると空港の搭乗ゲートのような雰囲気である。不定期運行になってしまった横浜からのバスも走っているようで、京浜急行の空港リムジンバスが駐車場に止まっていた。飲食店も賑わっていた。毎週こんな感じだとメッセの経営も楽だろうに。

月曜日, 2月 06, 2006

霜柱

公園の芝生に霜柱ができている。夜9時くらいには既に霜柱ができはじめており、踏みしめるとざくざくする。朝になるともっと大きく育っている。水はけの悪い所ではよく育っているが、水はけの良い所では全くできない。昼間暖かいときには霜柱が溶けて土がぬかるむ。土中の水分が凍結するような場所で植物が育つようには見えないのだが、そういう所ほど芝の新芽が出ている。豊富な水分と次第に強くなってきた日照とを吸収して育っているのだろう。

日曜日, 2月 05, 2006

カフェソラーレ

海浜幕張駅構内のカフェソラーレは、喫煙席が51で禁煙席が13という、喫煙者に優しい店である。禁煙席は入り口付近に申し訳程度についているだけで、残りはすべて喫煙席である。店に入ると、コーヒーの匂いよりもむしろ煙草の臭いがする。事実上煙草喫茶である。

嫌なら入らなければ済むことだが、従業員は大変そうである。もっとも、最近は煙草が締め出されていて、煙草を吸おうとすると外で吸わなければならないことが多いので、室内で煙草を吸えるというのは喫煙者にとって魅力的かもしれない。店の入り口に「喫煙席51席、禁煙席13席」と貼りだしてあることから察すると、煙草を吸えることを売りにしたいらしい。

土曜日, 2月 04, 2006

芝生

2月上旬ともなると日照の量が10月上旬並みになるせいか、所々で新芽がふいている。芝生は枯れた葉に覆われているものの、所々に緑の葉が現れている。特に水たまりのできやすい所で顕著である。雪が溶けたり雨が降ったりして、土がぬかるんでくると、春の訪れを感じる。

秋と違って空気は冷たいので、余計に日照のありがたみを感じる。これが秋だと暑さが去ってやっと涼しくなる頃にはだいぶ日が短くなっているものだが、2月ならまだ寒いし、これからさらに日が長くなってくるので、外に出るのが楽しみになってくる。

水曜日, 2月 01, 2006

blogはじめました

最近、こまごまとした内容を追加することが多いので、そういう内容ならblogでやった方が良かろうと思って、こちらでやってみることにしました。