火曜日, 2月 14, 2006

郵便集荷業務の民間委託

郵便ポストに郵便マークのバンが止まっていたので、よく見ると、普通の赤いバンではなく、白いバンに赤い郵便マークのシールが貼ってあった。日通が集荷業務を下請けしているようである。拠点間輸送を民間の運送業者に委託しているのは知っていたが、てっきり集荷は個々の集配局が行っているものとばかり思っていた。郵便ポストを回って、集荷して集配局に届けるだけなら比較的容易なのだろう。たぶん配達業務は郵便局が直接やっているはずだが、そもそも配達業務にはバイトが多いので、どこまでが郵便局の仕事でどこからが民間の仕事なのかはっきりしない。田舎だったら業務量の合計が限られているので、民間業者に一本化した方が効率的だろう。

そういえば、少数の郵便ポストで高頻度で集荷するのと、多数の郵便ポストで低頻度で集荷するのとでは仕事の量はほぼ同じはずだが、そもそも物流は深夜に動くものなので、どうして1日に何度も集荷するのかよくわからない。夕方の3時か5時頃に一括して集荷しても配達される時間はほとんど変わらないはずである。早めに集荷することによって1日早く配達できるようなケースもないことはないだろうが、かなり限られているのではないだろうか。

あと、都心部には簡易郵便局や特定郵便局が密集しているが、一律に廃止するのではなく、一部の局には有人窓口を残して、その周囲の局をサテライト局としてそこに無人投函機(計量して宛先やサービス内容に応じて料金を計算してくれて切手を印刷してくれる。それを隣接する小包対応の大きなポストに投函する仕組みである。アメリカで普及しつつあり、クレジットカードで支払いできる)を配置するして中心となる局の職員が管理するといったような形で、利便性を損なうことなく効率化できるのではないだろうか。

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