土曜日, 2月 25, 2006

かわうそ

これは幕張に限ったことではないのかもしれないが、女子高校生が寒い季節でも生足を晒しているのは実に不思議な光景である。冷たくて乾燥した空気に肌をさらしたら肌が荒れてしまうし、足が冷えたら激しく尿意を催すだろうし、それに何よりも体が冷えるのは体に悪い。半ズボンの男子小学生みたいなことを男子小学生でもない人たちがするのはどうかしている。20代の女性がババシャツを着たりラクダのももひきを履いているときに10代の女性が寒くても平気だとは思えない。まだスカートの下にジャージを履いている方が格好悪いけれども許せる。意地でやっているとしか思えない。

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ
サシテ美シクモナイ生足ヲ晒ス
ソンナ女子高生ニ私ハナリタイ

ということなのだろうか。その割には上半身はセーターを重ね着していて、寒さに耐えるという風でもない。

何か見覚えのある格好だとずっと思っていたのだが、最近になってやっと思い出した。伝染るんですのかわうそ君である。でもきっと10代の人たちはかわうそ君のことを知らないのだろう。

それとも、下半身の通気を良くしておかないと、蒸れてインキン(水虫と同じ白癬菌が生えて痒くなる皮膚病)になってしまうのだろうか。たしかにインキンになるくらいなら寒さに耐えるというのもありかもしれない。だったらいっそのことおぱんつも脱いでしまった方が効果的だろう。インキン仮説が正しいとすると、「インキン予防のためにかわうその格好をしている」という光景がそこかしこで見られるということになり、何とも変な世の中になったものである。インキンが移ると嫌なのでなるべく近寄らないようにしたい。

しかしもしインキン仮説が正しいとすると、どうして男子高校生は半ズボン姿にならないのかという問題が生じる。女子高校生がインキンになったら男子高校生にも移っているはずなのだが、もてない男子高校生はこういうときには清潔でよい。

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